人事担当者よりメッセージ

人事担当者よりメッセージ

メッセージ

人事・採用担当 執行役員 小林 寿成

インターネットの普及により人々が繋がり、世界がより身近になりました。
また、いくたびかの災害や地域戦争、経済不況などで変動する経済活動の中で、地球環境への負荷を避けた環境共生社会を創ろうという動きがグローバルに進んでいます。

この様な社会の動きの中で経済における「成長」という意味合いも、これから大きく変わっていくのだろうと思います。例えば、消費においては「ブランド」よりも「個性」「実用性」といった個人のストーリー性を重視するようなコンテクスト型消費になっていくように、「成長」という内容も化石燃料をエンジンとした「経済偏重型」から、自然と共生していくような環境循環型、再生可能型へとシフトしていくのではないでしょうか。

社会の価値観が激しく変化する現代を生きるZ世代の若者にとって、就職の意味合いも、これまでとは大きく異なり、また、就職のあり方も、合同説明会、ネット媒体、ソーシャルリクルーティングなど多様化しているように感じます。

ビーエム長野では、これから入社されるZ世代のみなさんと共に、次のような価値観を共有します。

「成長」
我々が目指す第一は、社員一人一人のみなさんの「成長」です。単に「成長」といってもいろいろなことがあります。基本的な社会人としての人との接し方、または、単に人と接するだけではなく、様々な状況に応じ同僚やお客さまへ対応すべき配慮。やるべき仕事の質と量の守備範囲、攻撃範囲を広げていくこと、更には自身が精神的にも人間的にも能力を伸ばしていくことなどです。そうしていろいろな意味で自身の資質や能力を成長させることが、仕事だけでなく、プライベートでも良い人々との出会いに繋がり、良い運命ももたらすはずです

「チームワーク」
一人の突出した努力や才能が引っ張っていく組織というのは、どこか無理があります。それより、一人一人が成長し、お互いが補足し合い活躍できる環境共生的なものがこれからの組織のありようだと思います。自分の能力を高いレベルで継続的に発揮し、与えられた仕事を仲間や同僚とスムーズに正確に遂行する。それには、自分の置かれている立場で、思いやりや配慮ができなければ成しえません。また、時には仕事の状況や自分の立場を具体的に且つ、明確に相手に説明することも必要です。そうすることで、今の状況をより良いものに改善していける、その様な能力が「チームワーク」だと思います。

「男女参画社会と多様性」
ビーエム長野では、営業・貿易関係を中心として優秀な人材が必要です。特に、女性の社会進出が更に加速する今後においては、性別を意識せず、個人個人が活躍できる職場環境が大切です。男女それぞれの長所を認め、個々の性格や能力を基礎に業務を遂行できる、そういったこれまでの社会的ロールプレイにとらわれない就業環境を共に創っていきましょう。

「学びつづけること」
人が生き続ける限り、社会は常に変化しています。デジタルがアナログを駆逐するように、デジタルもいつかは別のテクノロジーに駆逐されるのかもしれません。自分の大切な価値観を育むと同時に、変化するものを吸収し、自らも変化し続けるという強い意志を持ちましょう。自分と違う価値観を持つ人々(多様性)を認め、尊重する。1920年代の「失われた世代」を代表する作家F・スコット・フィッツジェラルドが知性について「一流の知性とは、同時にふたつの相反する考えを持ちつつ、さらにその両方を機能させつづける能力」と言っていますが、「学ぶこと」とは要するに自身と異なる、あるいは苦手な価値観を理解・共有し、これまでの自分になかった利点をそこから吸収して大きくなることと思います。

社員みなさんの成長が会社の成長へとつながり、会社の成長が社員みなさんの生活の充実に貢献する。
そのような共生関係を、これからビーエム長野に入るみなさんと共有したいと思います。

採用についてのご応募・お問い合わせは人事・総務部03-3234-0701へ(平日9:00~17:45)メールでのお問い合わせ